北海道自然観察協議会は自然観察指導員の集まりです。

北海道自然観察協議会

 

2018年10月の行事一覧

「オホーツク」観察会

開催日 2018年10月14日(日)
観察地 サロマ湖周辺 国道238号線沿い (1)湧別町(湧別川周辺・鶴沼・計呂地)、(2)佐呂間町(湖展望台・浜佐呂間)、(3)常呂町(栄浦 遺跡の森)
テーマ “秋のオホーツクの自然を歩く”~潮汐溝と河口の水鳥、アッケシソウと塩性湿地、海岸地形と地質、ところ遺跡の森など、オホーツクの秋を感じてみませんか~
1.シブノツナイ湖の湖岸で、ヤマトシジミ漁の漁法・生産量・水質管理・生態などを紹介。                                                                   2.「秋のオホーツク観察会」に因んで、ススキを観察。葦との識別やススキの髄のつくりと断熱効果を生かした屋根材としての使用等を紹介。                                                                 3.シブノツナイ竪穴住居跡の現地を見学。土俵様に多数広がる窪地、シブノツナイ湖やオホーツク海、海岸草原や木立、そして湧別川河口の近くという立地を実感し、当時のオホーツク海岸の自然や生活ぶりをそれぞれ感取。                                         4.予定したカワウの観察は7月の台風で200羽程いたコロニーが破壊され、丁度巣立ちの時期と相俟ってカワウは離散してしまったので、河口域の岸辺で採餌するカワウを観察。                                   5.湧別町郷土館で学芸員より、シブノツナイ遺跡の出土品など発掘調査の現況と湧別町で発見されたナウマンゾウ臼歯から分かることの解説を受け、施設見学。                                                                   6.サロマ湖北西に位置する鶴沼(塩性湿地)の岸辺で、アッケシソウ・シバナ・ウミミドリの塩生植物を観察。アッケシソウの花のつくりや種子の他、耐塩性のしくみを資料で紹介後、時季後半ではあったが観察。更にウミミドリや準絶滅危惧種のシバナも潮位が下がり観察。                                      7.知来地区の石灰岩採石場跡で赤色チャートや石灰岩の付加体露頭を観察。深海に堆積した石灰質微細プランクトンによる成因の紹介、現地石灰岩を用いた炭酸ガス発生実演を観察。                                                                   8.観察最終地のワッカ原生花園では、はじめにオホーツクの代表的な「秋の虫の声」をCDで聞き、実際に鳴き交わす秋の虫の声を耳にしながら、今季最終の海岸草原の植物を観察。ハネナガキリギリス・エゾエンマコオロギ・カンタンの声を聞き、ハマナス・ムラサキベンケイソウ・エゾツルキンバイ・シロヨモギ・オグルマソウ・キタノコギリソウ・テンキグサ(ハマニンニク)・エゾカワラナデシコ・エゾノコウボウムギ・クサフジ・ハイネズなどを観察。

シブノツナイ遺跡

シブノツナイ湖 シジミ漁

ススキ観察

塩性湿地 鶴沼

観察中

郷土館 ナウマンゾウ

知来 石灰岩

鶴沼 アッケシソウ、シバナ

鶴沼入口 参加者 

2018年10月14日