北海道自然観察協議会は自然観察指導員の集まりです。

北海道自然観察協議会

 

2006年7月の行事一覧

報告 第17回滝野の自然に親しむ集い

開催日 2006年07月29日(土)~07月30日(日)
観察地 札幌市南区
テーマ 滝野自然学園親子1泊2日観察会
夏休み野外学習(親子・子供特集)
滝野の素晴らしい自然の中で2日間、貴重な体験をしながら、親子の対話を深め夏休みの楽しい思い出をのこしました。

アンケートには、子ども達からは来年もぜひ参加したいという答えが多かっです。また、保護者からは、日常経験できないことができたこと、初対面の多くの人たちと接し仲良く活動できたこと、など、多くの成果をあげていました。 
1日目    ・ 入園式 家族の紹介や同じ班同士で仲良くなる「はじめましてゲーム」をして、2日間のスタートです。

これから2日間一緒に

初めましてゲーム

川へはいる前のレクチャー
・ せせらぎウオッチング 近くの小川で、水生昆虫(カゲロウ、トビケラなど)や魚(ドジョウ、カジカ、ニジマスなど)を捕まえて、その名前、特徴のお話を指導員から聞きました。今年は、50cmもある大きなニジマスが獲れてびっくりしました。

ミニ水族館

さあ!大きいのを捕るぞ

穴の開くほど見ても いない

みんな川に返します
・ 自由時間 探検、虫取り、野鳥観察、それぞれのこのみで

あこがれの基地

虫はどこに隠れているの

鳥、でも虫も気になる
・ 野外炊事(ポークカレー作り) 学園の職員から、薪の割り方、はんごうの使い方、かまどの作り方を教えてもらい、皆で作業開始です。
仕事の分担もうまくいって、火加減も順調、次々とご飯が炊き上がりました。自分達で作ったカレーの味は格別です。

まず 薪の準備

格好も腕も一人前?

いただきます 格別の味
・ キャンプファイヤー 二人のエンジェルに先導された営火長がトーチで点火してキャンプファイヤーの始まりです。営火長の話、学園の職員の進行で、歌あり踊りありで全員が盛り上がりました。
・ ナイトウオーク 裏山の小道を1列になって無言で歩き、暗がりのなかで全神経を集中して聞こえる音、見える物をとらえます。森に住む動物達もこのように毎晩、過ごしているのですね。ホタルが飛んでいたので皆大喜びでした。
・ 星空ウオッチング シートの上に寝転んで星空を見上げると、雲の合間から夏の大三角、木星などが見えました。人工衛星が西から東の空へ大空を横切ります。指導員の説明「宇宙のロマン」が参加者の心をとらえます。
2日目   ・ 朝のつどい グラウンドでラジオ体操をするとようやく目が覚めて、朝のすがすがしい空気をいっぱいに吸い込みます。朝食までの30分は、川沿いに小道を散歩。小鳥の声、せみのぬけがら、キタキツネの糞など観察しながら学園に戻りました。

キャンプファイア

早朝の散歩・観察

さわやかに朝の体操
・ 自然観察ハイキング 滝野すずらん公園のハイキングコース(片道1.3km)をビンゴ形式の自然観察ハイキングで楽しみました。
途中、オタマジャクシ、カエル、オニヤンマ、とげとげの木など見つけることができ、さっそくビンゴのカードに書いていました。
・ 退園式 楽しかった2日間のおわりです。参加者代表から感想の言葉がありました。

森の危険 スズメバチやツタウルシの説明

ビンゴを使っての自然観察
2006年7月29日