北海道自然観察協議会は自然観察指導員の集まりです。

北海道自然観察協議会

 

2009年11月の行事一覧

報告 「秋の北大構内」観察会

開催日 2009年11月01日(日)
観察地 札幌市北区 北海道大学構内
テーマ イチョウ並木とエルムの紅葉を楽しもう
情報誌「札歩路」が観察会の案内を載せてくだったので悪天候の中でも集まっていただけました。

低気圧の影響で低温と雨が気にかかる観察会のため、体感の寒さに注意しました。

木の葉の枚数が少ない時期は、構内の壁や木々をよじ登るツタが目立ちました。

アマチャヅル、アメリカヅタ、ガガイモ、カラハナソウ、クズ、ツタ、ツルウメモドキ、ツルタデ、ノイバラ、ヒロハレンリソウ、ボタンヅル、ミヤマニガウリ、ヤマブドウなどのつる性植物を見ました。

ツタが全ての葉に日を受けさせるように葉柄の長短で調節をし、人工的な壁は吸盤でよじ登り、木は気根でしっかり張り付く様子を観ました。

アケボノスギの球果が落下していて、製麦の小さな押麦のような種を見ることができました。

圧巻は「黄金のトンネル」といわれているイチョウ並木でした。

雨の銀杏(イチョウ)並木

しだれヤナギに赤い葉が
ヤマブドウがアクセントです

ツルタデ

吸盤で壁に付いているツタ

アメリカヅタ

ボタンヅル

メグスリノキ
昔から眼によいことが知られていました

メグスリノキの翼果
カエデの種類です

アケボノスギの球果

イチョウの実(ギンナン)と落ち葉

黄金のトンネルを歩く
2009年11月1日