北海道自然観察協議会は自然観察指導員の集まりです。

北海道自然観察協議会

 

2017年7月の行事一覧

「浮島湿原と白滝黒曜石」観察会

開催日 2017年07月02日(日)
観察地 滝上町 浮島峠付近(国道273号)・天狗平展望台・白滝市街(埋蔵文化センター他)
テーマ 夏の秘境・浮島湿原観察と白滝ジオパーク(GP)巡検
天候は生憎の少雨でしたが、回復に希望をもって湿原へと向かいました。浮島湿原の基盤を成す地質に触れてからアカエゾマツ林に囲まれた台地上に広がる湿原景観を観察。途中、浮島湿原を支える基盤となる岩石や倒木更新後のマツ類の様子、樹木に見られた凍裂、サルオガセ(地衣類)の相利共生、クマイザサのマシンガンホール、エゾアカガエル、エゾサンショウウオの卵、クマゲラの食痕、エゾシカの足跡、湿原に生育する植物、池塘、森林生態系(森の仕組み)、森林と鳥類とのつながり等の紹介を行いました。また道中では四方八方より、ウグイスやコマドリの声が聴こえ、参加者はその美声に耳を傾けていました。  湿原に到着した頃には小雨が大雨に変化し、雷が鳴っていました。安全第一なので、やむを得ず引き返しました。  次に、遠軽町埋蔵文化財センター(白滝)へ移動し、学芸員による解説、パネル、映像、各種史料等を通して、幌加湧別カルデラ内に噴出した流紋岩溶岩の外皮として形成された黒曜石の概要と周辺大地の成り立ちを学ぶ。  最後に、今年は雪解けが遅れ、植物の開花も遅れたり、第一次の下見も残雪で難儀しましたので、今後の実施日程については、検討を要する点が反省で出されました。


2017年7月2日