北海道自然観察協議会は自然観察指導員の集まりです。

北海道自然観察協議会

 

2007年9月の行事一覧

報告 「野幌森林公園(大沢口)」観察会

開催日 2007年09月22日(土)
観察地 江別市 野幌森林公園大沢口
テーマ 森に秋を探しに行こう(親子・子供特集)
夜来の雨も朝には秋晴れになり、爽やかな風が流れる中での親子観察会。

今年の観察のポイントととして「木の実、草の実、ひっつきむし」をあげ、子ども向けの12コマの「秋を探すビンゴ」を手に観察を開始。

例年より秋が遅く、紅葉もあまり進んでいないようでしたが、木の実、草の実の成熟は例年並みでした。

マムシグサの実はつやのある赤い実と熟していない緑色の実が混ざり、橙赤色と緑のコントラストが美しい。

コクワの実やキタコブシ・ホオノキの種子を拾い、ハイイヌガヤの茶色に熟した実やムカゴイラクサのむかごを手にとる。

ホウチャクソウ、トチバニンジン、マイヅルソウの実も艶やかな色を見せています。

クマゲラの食痕のあったエゾマツが18号台風で倒れ見られなくなったので、かわりにエゾユズリハコースの中間に立ち枯れした木の幹にあいたクマゲラかアカゲラの食痕と思われる数個の穴を観察しました。

いろいろな実が落ちているね
遠くから飛んできているのもあるよ

お!柔らかくなってきてるよ
ハイイヌガヤの実は果実なんだ

マムシグサの実
もう実がだいぶ落ちています

ヤマブドウ
たわわです 食べたいな

ミズヒキ
秋の実りを祝っているようです

トリカブト
花の中を覗いてみました

とても爽やか
森を歩くだけでも癒されます

ユウゼンギク
着物の友禅を思い出しませんか

ツルシキミの花が
これも温暖化の影響?

ツルシキミの実
今の季節の正常な姿です
2007年9月22日